帰化申請の面接で質問されること

帰化申請には他の在留資格とは違い手続きの流れの中に「面接」がありることを知っている方も多いとおもいます。目安としては、申請受理後、2~3ヶ月後に行われることが多いです。面接ではどんな質問がされるのか気になるところだと思います。この記事では帰化申請の際に行われる「面接」のポイントなどを説明します。

帰化申請の流れ

まずは帰化申請手続きの流れを確認しておきます。

  1. 事前相談
  2. 書類の収集・作成
  3. 申請
  4. 面接
  5. 審査
  6. 結果の通知

面接は平日の昼間に行われるので、仕事の都合などを調整する必要があります。

15歳未満の申請者については面接はありませんが、同居の家族も呼ばれて一緒に面接をする場合があります。

面接時間は申請人にもよりますが、およそ1時間くらいです。

服装は、スーツを着て行く必要はありませんが、身だしなみも大切なので清潔感のある服装をしましょう。

持ち物は在留カード、パスポート、免許証などですが、法務局から指示されます。

 

面接で聞かれる内容

「面接ではどんなことが効かれますか?」と質問をうけますが、明確な答えはありません。

なぜなら、申請人の状況が1人1人違うからです。

基本的には申請書に書いた内容を確認するような質問が多いです。帰化の動機も聞かれるので、動機書に書いた内容を自分の言葉でしっかり伝えます。

申請人の過去の状況が複雑であれば、質問されることも多くなり2時間ほどかかる場合もあります。

面接は緊張されると思いますが、嘘や誤魔化したりせず、落ち着いて正直に答えましょう。

担当官が「日本語能力に不安がある」と判断された場合、筆記試験を行う場合があります。

よく聞かれる事として大きく分けると以下の4つがあります。

帰化する意思関連

日本に来ることになったことの経緯

いつ日本に来たのか?

なぜ日本人になりたいのか?

申請書類の内容と同じことを説明できれば大丈夫です。

家族関係

親、兄弟姉妹の出身地、生年月日など

家族構成

配偶者との出会いの経緯、離婚歴がある場合はその理由など

生計について

勤務先、仕事の内容

収入、ローンがあればその内容

会社経営者、個人事業主であれば今後の見込みについて

素行について

税金、年金の支払いについて

犯罪、未成年の時の補導歴、交通事故などの違反がないか

まとめ

面接は申請書の内容に沿った質問をされるのでしっかりと整理して自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

落ち着いてしっかりと自分の言葉で話し、隠したりせずに回答しましょう。